2018年06月 コンサルティング活動
2018-06-03 09:36:43 (5 years ago)
- Category Tags :
- 3【定年退職後の活動】 |
✤《最近特に思う事-104:『設備総合効率の向上』》✤
効率の考え方は 直接作業者、間接作業者、製造ラインとも同じです。
◇直接作業者効率(%)=時間稼働率×作業速度×正味作業率
◇間接作業者効率(%)=時間稼働率×作業速度×有効業務率
◇設備総合効率(%)=時間稼働率×性能稼働率×良品率(歩留)
・時間稼働率(%)=(負荷時間-停止時間)÷負荷時間
・性能稼働率(%)=速度稼働率×正味稼働率
速度稼働率=標準サイクルタイム÷実際サイクルタイム
正味稼働率=(実際サイクルタイム×出来高)÷実際の稼働時間
・良品率(歩留)=良品数量÷投入数量
各効率改善による設備総合効率向上は下記のロス削減で進めます。
◇時間稼働率は停止ロス(設備故障+段取調整)削減で改善!
◇性能稼働率は速度ロス(空転チョコ停+速度低下)削減で改善!
◇良品率は不良ロス(工程不良+立上り歩留低下)削減で改善!
以上の内容より、労働生産性向上で狙うべき活動が見えてきます。
❶分子は製造ライン設備総合効率を改善して生産数を上げる。
❷分母は IE分析・投資・歩留向上・システム改善等で人員削減。
これらの成果を獲得できれば、少ない人数で生産数を上げられる。
…つまり労働生産性が向上して、会社の損益改善に寄与できます。
この設備総合効率向上の有効な活動の一つが設備保全活動です。
当たり前ですが、製造会社の重要な目標が生産能力向上です。
↣生産能力(個/時)=設備能力×設備総合効率(良品取得率)
現在の設備総合効率が低い場合には、設備投資をしなくても生産能力
を向上できる余地があるので、設備保全(特に自主保全)活動の推進
は非常に有効な全員活動となるのです。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
H社の設備保全活動が開始して、漸く4月&5月で設備保全活動状況の
巡回採点を一巡したが、結果は全職場が「ステップ-1」に不合格です。
何が良くて何が悪いの? 何故? どうすればどれくらい良くなるの?
このような疑問が出てきて、改善に関心が出てくれば先ずはOKです。
改善に関心が出てくれば、改善に対する意識が変わってきます。
一巡目の巡回では、見ただけでレベルが分かる3S(整理・整頓・清掃)
を中心だったが、二巡目では種々のデーターも確認していく予定です。
①設備能力 ②月毎の時間稼働率・性能稼働率・良品率の実績推移
③清掃基準書 ④清掃実施確認書 ⑤全問題発生記録(内容&時期)
⑥設備点検基準書 ⑦設備点検実施確認書 ⑧改善計画・実施・成果
⑨その他の活動記録
効率の考え方は 直接作業者、間接作業者、製造ラインとも同じです。
◇直接作業者効率(%)=時間稼働率×作業速度×正味作業率
◇間接作業者効率(%)=時間稼働率×作業速度×有効業務率
◇設備総合効率(%)=時間稼働率×性能稼働率×良品率(歩留)
・時間稼働率(%)=(負荷時間-停止時間)÷負荷時間
・性能稼働率(%)=速度稼働率×正味稼働率
速度稼働率=標準サイクルタイム÷実際サイクルタイム
正味稼働率=(実際サイクルタイム×出来高)÷実際の稼働時間
・良品率(歩留)=良品数量÷投入数量
各効率改善による設備総合効率向上は下記のロス削減で進めます。
◇時間稼働率は停止ロス(設備故障+段取調整)削減で改善!
◇性能稼働率は速度ロス(空転チョコ停+速度低下)削減で改善!
◇良品率は不良ロス(工程不良+立上り歩留低下)削減で改善!
以上の内容より、労働生産性向上で狙うべき活動が見えてきます。
❶分子は製造ライン設備総合効率を改善して生産数を上げる。
❷分母は IE分析・投資・歩留向上・システム改善等で人員削減。
これらの成果を獲得できれば、少ない人数で生産数を上げられる。
…つまり労働生産性が向上して、会社の損益改善に寄与できます。
この設備総合効率向上の有効な活動の一つが設備保全活動です。
当たり前ですが、製造会社の重要な目標が生産能力向上です。
↣生産能力(個/時)=設備能力×設備総合効率(良品取得率)
現在の設備総合効率が低い場合には、設備投資をしなくても生産能力
を向上できる余地があるので、設備保全(特に自主保全)活動の推進
は非常に有効な全員活動となるのです。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
H社の設備保全活動が開始して、漸く4月&5月で設備保全活動状況の
巡回採点を一巡したが、結果は全職場が「ステップ-1」に不合格です。
何が良くて何が悪いの? 何故? どうすればどれくらい良くなるの?
このような疑問が出てきて、改善に関心が出てくれば先ずはOKです。
改善に関心が出てくれば、改善に対する意識が変わってきます。
一巡目の巡回では、見ただけでレベルが分かる3S(整理・整頓・清掃)
を中心だったが、二巡目では種々のデーターも確認していく予定です。
①設備能力 ②月毎の時間稼働率・性能稼働率・良品率の実績推移
③清掃基準書 ④清掃実施確認書 ⑤全問題発生記録(内容&時期)
⑥設備点検基準書 ⑦設備点検実施確認書 ⑧改善計画・実施・成果
⑨その他の活動記録