2020年03月 コンサルティング活動
2020-04-09 15:08:30 (3 years ago)
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- 3【定年退職後の活動】 |
✤《最近特に思う事-125:自主保全活動ステップ‐Ⅲの要点》✤
自主保全活動の山場は「ステップ‐Ⅲ」であり、最重要なのです。
◆ステップ‐Ⅲのテーマ=『良いルールを作って必死で守ろう!』
清掃・給油・増締めは基本条件であり、設備の健康維持の基本…
そこで点検・清掃・維持を楽に出来るルールを自分達で作ります。
≪❶:清掃で設備への負荷を減らす≫
ゴミ・汚れ・切粉などを清掃せずに設備を運転していると、設備の
負荷が増加して、速度低下ロスやエネルギーロスを引き起こす。
又、製品に異物が混入すると不良ロスも発生します。
ゴミ・汚れの対策は、まず発生源を特定し、元を断つ事を検討する。
2番目に飛散防止の為の局所カバー等のアイデアを考え、3番目に
簡単に清掃できる方法は無いか…という順番で考えます。
≪❷:給油で焼付き・破損を防ぐ≫
潤滑油の汚れや不足は、高温や高負荷による焼付き・破損…など、
故障の原因としては最も多いものの1つです。
又、給油過剰や油漏れは、異物混入や汚れ発生源となるので、適油、
適量の徹底や給油個所の統合、簡易自動給油方式を検討する。
≪❸:増締めで精度の低下を防ぐ≫
ネジやボルトの緩みは、位置決め精度が低下してチョコ停の発生や
部品の欠落・破損に繋がります。 ネジの緩み原因は、締付け不足、
熱による変形、振動などがあり、その原因をきちんと突き止めて対策
するのが増締めの本来のねらいです。
例えば振動が原因で緩むのであれば、それに耐える事が出来る
正しい緩み止めの方法を選定しましょう。
≪❹:基本条件を守る仕組みを作る≫
清掃・給油・増締めは、設備の強制劣化を防ぐ為に、とても重要な
基本条件であり、これを守れないと、設備故障・トラブルを招く。
TPMの自主保全では、自分達で点検と共に基本条件整備の基準、
ルールを決めて、設備の維持管理体制、設備を故障させない仕組み
を確立していきます。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
TPM(自主保全)活動を推進していて、四つの製造職場を定期的に
巡回しながら支援・指導を進めております。
最近特に強くお願いしているのは『生産現場と生産状況の見える化』
であり、全ての見える化によって、“正常or異常” を素早く発見して
正常な生産状態を維持できる様にする事です。…(ロスミニマム化)
◇生産現場⇢三区分管理、仕掛品積み上げ高さは1.5m以下、他
◇生産状況⇢生産結果データーのグラフ化で、関係者全員が共有化
この様な見える化の推進で、経営者・管理監督者・スタッフ・作業者
…の全員が課題を共有化し、改善パワーアップと改善方向(ベクトル)
を一致させながら、成果獲得に向けて進む事ができます。
自主保全活動の山場は「ステップ‐Ⅲ」であり、最重要なのです。
◆ステップ‐Ⅲのテーマ=『良いルールを作って必死で守ろう!』
清掃・給油・増締めは基本条件であり、設備の健康維持の基本…
そこで点検・清掃・維持を楽に出来るルールを自分達で作ります。
≪❶:清掃で設備への負荷を減らす≫
ゴミ・汚れ・切粉などを清掃せずに設備を運転していると、設備の
負荷が増加して、速度低下ロスやエネルギーロスを引き起こす。
又、製品に異物が混入すると不良ロスも発生します。
ゴミ・汚れの対策は、まず発生源を特定し、元を断つ事を検討する。
2番目に飛散防止の為の局所カバー等のアイデアを考え、3番目に
簡単に清掃できる方法は無いか…という順番で考えます。
≪❷:給油で焼付き・破損を防ぐ≫
潤滑油の汚れや不足は、高温や高負荷による焼付き・破損…など、
故障の原因としては最も多いものの1つです。
又、給油過剰や油漏れは、異物混入や汚れ発生源となるので、適油、
適量の徹底や給油個所の統合、簡易自動給油方式を検討する。
≪❸:増締めで精度の低下を防ぐ≫
ネジやボルトの緩みは、位置決め精度が低下してチョコ停の発生や
部品の欠落・破損に繋がります。 ネジの緩み原因は、締付け不足、
熱による変形、振動などがあり、その原因をきちんと突き止めて対策
するのが増締めの本来のねらいです。
例えば振動が原因で緩むのであれば、それに耐える事が出来る
正しい緩み止めの方法を選定しましょう。
≪❹:基本条件を守る仕組みを作る≫
清掃・給油・増締めは、設備の強制劣化を防ぐ為に、とても重要な
基本条件であり、これを守れないと、設備故障・トラブルを招く。
TPMの自主保全では、自分達で点検と共に基本条件整備の基準、
ルールを決めて、設備の維持管理体制、設備を故障させない仕組み
を確立していきます。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
TPM(自主保全)活動を推進していて、四つの製造職場を定期的に
巡回しながら支援・指導を進めております。
最近特に強くお願いしているのは『生産現場と生産状況の見える化』
であり、全ての見える化によって、“正常or異常” を素早く発見して
正常な生産状態を維持できる様にする事です。…(ロスミニマム化)
◇生産現場⇢三区分管理、仕掛品積み上げ高さは1.5m以下、他
◇生産状況⇢生産結果データーのグラフ化で、関係者全員が共有化
この様な見える化の推進で、経営者・管理監督者・スタッフ・作業者
…の全員が課題を共有化し、改善パワーアップと改善方向(ベクトル)
を一致させながら、成果獲得に向けて進む事ができます。