2018年08月 コンサルティング活動
2018-08-01 08:22:42 (5 years ago)
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- 3【定年退職後の活動】 |
✤《最近特に思う事-106:『工場生産現場整理の基本原則』‐2》✤
『工場生産現場整理の基本原則』…つまり、《工場内のあるべき姿》
=《❶:レイアウト》+《❷:作業場と機械装置》+《❸:物の配置》
これらを正確に理解して頭に叩き込んで “現場を見るモノサシ” と
して持っておくべきなのです。
「モノサシ=良し悪しの判断基準」…なので、正確なモノサシを持って
いる人達には、瞬間的に色々な生産現場の課題が見えてきます。
課題が見える事で、漸く改善案作成から活動に入れるのです。
➽今回は《❷:作業場と機械装置》の具体的項目を列記します。
①床上に切粉、油、部品…等を落とさない。更に落ちている事が異常
だと分かり易くする為に、周りを奇麗に清掃しておく事。
②滑らない床(材質の工夫、水や油が落ちていない)、つまづかない
床(凸凹がない)にする。…(目的=安全+作業効率)
③機械装置の点検基準(毎日、毎週、毎月)があり、それに従って
点検が実施されており、異常時対応も明確である。
④清掃、注油、一定時間の慣らし運転を確実に実行の事。
清掃は単に奇麗にする事ではなく設備点検でもある。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
H社の設備保全活動の巡回・採点をしながら活動支援・指導を行って
おり、機会を作って現状調査・分析・整理・報告も行っております。
先月は気になっていた “製品箱運搬作業者” のワークサンプリング
(定点観測)を実施整理して作業内容(要素作業)の概略を把握した。
結果は予想通り、損失(ロス)が圧倒的に多かった。
↣(待ち時間=損失(ロス)=全体の73.3%)
↣予想される課題
《1》作業配分:『アンバランスで状況変化に柔軟対応できない』
《2》設備レイアウト:『C/Vと置場所の距離が長い』
↣ロスの多い作業は殆どの場合…作業者本人の責任でなく管理監督者
の責任なのです。 管理監督者が責任を持って自職場の生産状況を
把握して、ロス削減に挑戦すべきなのです。
一般的に、『ロスの少ない職場では、製品の品質が高く安定して、
事故災害も少ない』…と言われていて小職の経験でも実感します。
【管理監督者の役割】=【製造量確保】+【品質保証】+【改善活動】
『工場生産現場整理の基本原則』…つまり、《工場内のあるべき姿》
=《❶:レイアウト》+《❷:作業場と機械装置》+《❸:物の配置》
これらを正確に理解して頭に叩き込んで “現場を見るモノサシ” と
して持っておくべきなのです。
「モノサシ=良し悪しの判断基準」…なので、正確なモノサシを持って
いる人達には、瞬間的に色々な生産現場の課題が見えてきます。
課題が見える事で、漸く改善案作成から活動に入れるのです。
➽今回は《❷:作業場と機械装置》の具体的項目を列記します。
①床上に切粉、油、部品…等を落とさない。更に落ちている事が異常
だと分かり易くする為に、周りを奇麗に清掃しておく事。
②滑らない床(材質の工夫、水や油が落ちていない)、つまづかない
床(凸凹がない)にする。…(目的=安全+作業効率)
③機械装置の点検基準(毎日、毎週、毎月)があり、それに従って
点検が実施されており、異常時対応も明確である。
④清掃、注油、一定時間の慣らし運転を確実に実行の事。
清掃は単に奇麗にする事ではなく設備点検でもある。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
H社の設備保全活動の巡回・採点をしながら活動支援・指導を行って
おり、機会を作って現状調査・分析・整理・報告も行っております。
先月は気になっていた “製品箱運搬作業者” のワークサンプリング
(定点観測)を実施整理して作業内容(要素作業)の概略を把握した。
結果は予想通り、損失(ロス)が圧倒的に多かった。
↣(待ち時間=損失(ロス)=全体の73.3%)
↣予想される課題
《1》作業配分:『アンバランスで状況変化に柔軟対応できない』
《2》設備レイアウト:『C/Vと置場所の距離が長い』
↣ロスの多い作業は殆どの場合…作業者本人の責任でなく管理監督者
の責任なのです。 管理監督者が責任を持って自職場の生産状況を
把握して、ロス削減に挑戦すべきなのです。
一般的に、『ロスの少ない職場では、製品の品質が高く安定して、
事故災害も少ない』…と言われていて小職の経験でも実感します。
【管理監督者の役割】=【製造量確保】+【品質保証】+【改善活動】