2019年11月 コンサルティング活動
2019-12-02 13:33:01 (4 years ago)
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- 3【定年退職後の活動】 |
✤《最近特に思う事-121:設備自主保全活動…Step‐Ⅵ》✤
≪1.生産現場が進める設備自主保全活動の狙い≫
設備故障や不良等の設備ロスやムダを徹底的に排除し、設備効率を
最大限に向上させ、企業の業績向上と生き甲斐のある職場づくり
をするのが狙いです。
≪2.設備管理手法≫
顧客要求である製品の質・量・コスト・タイミングを満たせる様に、生産設備
を常に完全な状態にして、動かしたい時に何時でも動く設備づくり
⇒設備可動率100%⇒売れるモノを売れる時に売れるだけ作る。
・四つの目的=不良ゼロ+故障ゼロ+調整不要+安全作業
・四つの設備保全=予防保全+改良保全+保全予防+事後保全
・四つの管理=潤滑+予備品+図面+資料
≪3.設備自主保全活動推進の “あるべき姿”≫
自主保全の“あるべき姿”を理解して推進する➽①清掃は点検なり→
②点検は不具合発見なり→③不具合は復元又は改善するものなり→
④復元・改善は成果なり→⑤成果は達成の喜びなり・・・
これらを着実に推進し成果を獲得する為、活動レベルを6段階に分けて
「STEP‐Ⅰ」~「STEP‐Ⅵ」の巡回採点をし、70点以上を獲得すれば
一段高い次のSTEPの活動に入ります。
◆【設備保全活動 STEP‐Ⅵ:自主管理】◆
≪目的≫
効率的でミスの無い自主保全基準の作成と徹底
≪狙い≫
①:総点検活動で学んだ事による仮基準書の見直し(本基準書化)
②:各種データーから設備と品質の関連性を追求し、点検基準書の
見直し改善を行う
③:点検周期・分担の明確化で、見える管理の工夫・点検の効率化
≪活動内容≫
①:STEP-Ⅳで作成した仮基準書を見直し、本基準書を作成する
②:「目で見る管理&守り易い点検」 による効率化
③:点検基準に基づいた教育で、全員が継続的に守れるようにする
≪必要資料≫
①:操作マニュアル ②:点検表 ③:重要ランク付け
④:データー管理表 ⑤:本基準書 ⑥:装置管理技能マップ
≪教育・指導≫
①:効率的設備管理と保全方法 ②:自主点検技能の実施訓練
③:日常管理項目・管理水準の決定方法 ④:データー管理方法
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
TPM活動のステップ‐Ⅲからステップ‐Ⅳへと進んでいますが、ここに来て
生産状況のデーター(稼働時間、設備故障停止時間、設備復旧時間、他)
を正確に把握できていない部分が多い事が分かってきました。
下記のような必要なデーターが無いと、TPM活動自体が迷走し易い。
➊:設備総合効率(OEE:Overall Equipment Effectiveness)
=『時間稼働率(停止)×性能稼働率(速度)×良品率(不良)』
=『良品数量÷ロス無し時の理論数量』
=『良品数量÷(負荷時間÷標準サイクルタイム)』=『良品取得率』
➋:平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failures)
・如何にシステム故障が少なく連続稼働が出来るのかの信頼性を表現
➌:平均復旧時間(MTTR:Mean Time To Repair)
・如何に短い時間でシステム復旧が可能かの復旧対応能力を表現
今後の活動方向を再整理してTPM活動を継続的に活性化させる予定です。
≪1.生産現場が進める設備自主保全活動の狙い≫
設備故障や不良等の設備ロスやムダを徹底的に排除し、設備効率を
最大限に向上させ、企業の業績向上と生き甲斐のある職場づくり
をするのが狙いです。
≪2.設備管理手法≫
顧客要求である製品の質・量・コスト・タイミングを満たせる様に、生産設備
を常に完全な状態にして、動かしたい時に何時でも動く設備づくり
⇒設備可動率100%⇒売れるモノを売れる時に売れるだけ作る。
・四つの目的=不良ゼロ+故障ゼロ+調整不要+安全作業
・四つの設備保全=予防保全+改良保全+保全予防+事後保全
・四つの管理=潤滑+予備品+図面+資料
≪3.設備自主保全活動推進の “あるべき姿”≫
自主保全の“あるべき姿”を理解して推進する➽①清掃は点検なり→
②点検は不具合発見なり→③不具合は復元又は改善するものなり→
④復元・改善は成果なり→⑤成果は達成の喜びなり・・・
これらを着実に推進し成果を獲得する為、活動レベルを6段階に分けて
「STEP‐Ⅰ」~「STEP‐Ⅵ」の巡回採点をし、70点以上を獲得すれば
一段高い次のSTEPの活動に入ります。
◆【設備保全活動 STEP‐Ⅵ:自主管理】◆
≪目的≫
効率的でミスの無い自主保全基準の作成と徹底
≪狙い≫
①:総点検活動で学んだ事による仮基準書の見直し(本基準書化)
②:各種データーから設備と品質の関連性を追求し、点検基準書の
見直し改善を行う
③:点検周期・分担の明確化で、見える管理の工夫・点検の効率化
≪活動内容≫
①:STEP-Ⅳで作成した仮基準書を見直し、本基準書を作成する
②:「目で見る管理&守り易い点検」 による効率化
③:点検基準に基づいた教育で、全員が継続的に守れるようにする
≪必要資料≫
①:操作マニュアル ②:点検表 ③:重要ランク付け
④:データー管理表 ⑤:本基準書 ⑥:装置管理技能マップ
≪教育・指導≫
①:効率的設備管理と保全方法 ②:自主点検技能の実施訓練
③:日常管理項目・管理水準の決定方法 ④:データー管理方法
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
TPM活動のステップ‐Ⅲからステップ‐Ⅳへと進んでいますが、ここに来て
生産状況のデーター(稼働時間、設備故障停止時間、設備復旧時間、他)
を正確に把握できていない部分が多い事が分かってきました。
下記のような必要なデーターが無いと、TPM活動自体が迷走し易い。
➊:設備総合効率(OEE:Overall Equipment Effectiveness)
=『時間稼働率(停止)×性能稼働率(速度)×良品率(不良)』
=『良品数量÷ロス無し時の理論数量』
=『良品数量÷(負荷時間÷標準サイクルタイム)』=『良品取得率』
➋:平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failures)
・如何にシステム故障が少なく連続稼働が出来るのかの信頼性を表現
➌:平均復旧時間(MTTR:Mean Time To Repair)
・如何に短い時間でシステム復旧が可能かの復旧対応能力を表現
今後の活動方向を再整理してTPM活動を継続的に活性化させる予定です。