2021年05月 個人コンサルティング
2021-06-02 12:36:16 (2 years ago)
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- 3【定年退職後の活動】 |
✤《最近特に思う事-139:生産変革活動の基本-05》✤
『生産変革活動の基本』=『現状を判断し改善方向&改善方法を決める』
=『モノサシ』…つまり、正しい改善方向を定めて活動して、活動成果も
確実に獲得できるので、先ずは全社員が理解する事が重要です。
*****************************************************
◇今回は⇒損益分岐点が示す利益体質化計画…利益増加策とは何か?
*****************************************************
❚会社の利益体質化に貢献できる改善活動内容を損益分岐点で考える❚
➽損益分岐点売上高 = 固定費 ÷[(売上高 − 変動費)÷ 売上高 ]…
これを理解するのも難しいですね!…では簡単に考えましょう!
損益分岐点売上高とは、利益が0円の時の売上高の事を言います。
つまり、売上高がこの額を超えれば利益が出て、この額を下回れば損失
(=赤字)という時の売上高とも言えます。
“利益が出る売上高”とは“総費用を上回る売上高”という事なのです。
◆「交点(損益分岐点)よりも左か、右か…?」は「赤字で終わるか、
黒字を出せるか…?」という大きな違いなのです。
◆利益構造を図で把握する事で、利益を増やす為に何をすべきか…?
現在の状況で何が自分達で出来るか…? が見えてくる筈です。
❚損益分岐点で明確になる「利益体質化達成への4つのアプローチ」❚
【1】固定費削減(費用削減‐❶)
(1-1)労働生産性向上による人件費削減
(1-2)人件費を固定費から変動費へ変換
(1-3)建屋・設備投資費(償却費)の抑制
(1-4)間接材料費・修理費の抑制
【2】変動費削減(費用削減‐❷)
(2-1)直接材料費削減(VA・CD等で推進)
(2-2)材料歩留向上と(死蔵品在庫削減)
(2-3)省エネ推進で燃料・動力費の削減
(2-4)間接材料費・修理費・残業費の抑制
【3】販売価格アップ(売上高向上‐❶)
(3-1)No.1 又は オンリーワン企業で差別化
(3-2)魅力的な商品の開発・製造・販売
【4】生産能力向上と拡販(売上高向上‐❷)
(4-1)設備投資ミニマムで生産能力向上
(4-2)生産停止時間のミニマム化
(清掃・設備保全・短段取・着脱管理)
(4-3)苦情件数削減でCS(顧客満足)達成
(4-4)工場ショーウィンドー化で顧客へ安心感
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
4月から5S改善活動に加えて“設備保全活動”も加えた活動に入る予定
でしたが、コロナ感染拡大により4月中旬より訪社を中断しています。
緊急事態宣言の解除後に、改善活動体制を再構築し支援を再開します。
『生産変革活動の基本』=『現状を判断し改善方向&改善方法を決める』
=『モノサシ』…つまり、正しい改善方向を定めて活動して、活動成果も
確実に獲得できるので、先ずは全社員が理解する事が重要です。
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◇今回は⇒損益分岐点が示す利益体質化計画…利益増加策とは何か?
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❚会社の利益体質化に貢献できる改善活動内容を損益分岐点で考える❚
➽損益分岐点売上高 = 固定費 ÷[(売上高 − 変動費)÷ 売上高 ]…
これを理解するのも難しいですね!…では簡単に考えましょう!
損益分岐点売上高とは、利益が0円の時の売上高の事を言います。
つまり、売上高がこの額を超えれば利益が出て、この額を下回れば損失
(=赤字)という時の売上高とも言えます。
“利益が出る売上高”とは“総費用を上回る売上高”という事なのです。
◆「交点(損益分岐点)よりも左か、右か…?」は「赤字で終わるか、
黒字を出せるか…?」という大きな違いなのです。
◆利益構造を図で把握する事で、利益を増やす為に何をすべきか…?
現在の状況で何が自分達で出来るか…? が見えてくる筈です。
❚損益分岐点で明確になる「利益体質化達成への4つのアプローチ」❚
【1】固定費削減(費用削減‐❶)
(1-1)労働生産性向上による人件費削減
(1-2)人件費を固定費から変動費へ変換
(1-3)建屋・設備投資費(償却費)の抑制
(1-4)間接材料費・修理費の抑制
【2】変動費削減(費用削減‐❷)
(2-1)直接材料費削減(VA・CD等で推進)
(2-2)材料歩留向上と(死蔵品在庫削減)
(2-3)省エネ推進で燃料・動力費の削減
(2-4)間接材料費・修理費・残業費の抑制
【3】販売価格アップ(売上高向上‐❶)
(3-1)No.1 又は オンリーワン企業で差別化
(3-2)魅力的な商品の開発・製造・販売
【4】生産能力向上と拡販(売上高向上‐❷)
(4-1)設備投資ミニマムで生産能力向上
(4-2)生産停止時間のミニマム化
(清掃・設備保全・短段取・着脱管理)
(4-3)苦情件数削減でCS(顧客満足)達成
(4-4)工場ショーウィンドー化で顧客へ安心感
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
◆【I社:電子部品製造会社】◆
4月から5S改善活動に加えて“設備保全活動”も加えた活動に入る予定
でしたが、コロナ感染拡大により4月中旬より訪社を中断しています。
緊急事態宣言の解除後に、改善活動体制を再構築し支援を再開します。